境妙寺(きょうみょうじ)は、東京都中野区にある天台宗の寺院。
概要
元和年間(1615年~1624年)に開山された。
元々は現在の麹町に位置していたが、江戸城の拡張に伴い、1627年(寛文6年)に現在の千駄ヶ谷に移転した。
当初は日蓮宗寺院「寂光寺」であったが、幕府の不受不施派禁教令により、1698年(元禄11年)に天台宗に転宗した。1834年(天保5年)に「境妙寺」と改称した。
当時、近くに紀州藩江戸藩邸があり、邸内の霊堂の別当(担当)になったことから、本堂の瓦に葵紋が使われ、黒門が許される格式となった。
1915年(大正4年)、明治神宮外苑整備のため現在地に移転した。
交通アクセス
- 落合駅より徒歩6分。
脚注
参考文献
- 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年
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