医王寺(いおうじ)は、静岡県島田市にある曹洞宗の寺院。なお、当寺の約6キロメートル東南東の同市船木に同名の寺がある。そちらの寺も曹洞宗である。

歴史

平安時代、弘法大師空海によって開山された。空海が当地に立ち寄った際、薬師如来の霊告を受けて、自ら薬師如来像を彫り、それを安置する堂を設けたのが当寺の起源である。

その後、1596年(慶長元年)に真言宗から曹洞宗に転宗した。

当寺の薬師堂の天井画は静岡県の文化財に指定されている。渡辺崋山の弟子の永村茜山によって描かれた。

文化財

  • 医王寺薬師堂天井画 雲龍図1面、天女図4面、花卉図50面(静岡県指定有形文化財 昭和58年2月25日指定)
  • 医王寺薬師堂(静岡県指定有形文化財 昭和61年12月5日指定)

交通アクセス

  • 新金谷駅より徒歩14分。

脚注

参考文献

  • 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年

医王寺(武田勝頼公本陣跡) 新城市 キラッと奥三河観光ナビ

曹洞宗 のうこつぼ

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医王寺(いおうじ)は静岡県島田市のお寺です のうこつぼ

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