セルゲイ・ウラジーミロヴィチ・ミハルコフ(ロシア語: Серге́й Влади́мирович Михалко́в, ラテン文字転写: Sergei Vladimirovich Mikhalkov、1913年3月12日(グレゴリオ暦)/2月27日(ユリウス暦) - 2009年8月27日)は、ロシアの作家、作詞家。

経歴

1913年3月2日、ロシア帝国のモスクワに生まれる。ソ連邦政府の日刊紙イズベスチヤに17歳で勤務し、その傍ら詩や児童文学を発表した。

第二次世界大戦(大祖国戦争)には従軍記者として参加し、1943年に作詞した歌詞にアレクサンドル・アレクサンドロフ作曲の曲がつけられ、1944年にはソ連国歌として採用された。

1977年、スターリン批判の影響で歌詞の一部を改訂する。

2000年にソ連国歌の歌詞を全面的に書き直し、2001年に同じメロディでロシア連邦国歌として採用された。一方、コーラスにおける「Славься, Отечество наше свободное」(讃えられてあれ、我らが自由なる祖国よ)はソ連国歌のままである。

2009年8月27日、モスクワ市の病院で死去した。96歳没。

人物

  • 妻は詩人。長男のアンドレイ・コンチャロフスキー、次男のニキータ・ミハルコフともに映画監督という文化人一家である。

著書

  • 『もりはおおさわぎ』(浜田広介訳、佐藤忠良絵、1965年、偕成社)
  • 『やぎさんなかないで』(岡上理穂訳、アントニ・ボラティンスキー絵、1986年、福武書店)
  • 『わがままこやぎ』(宮川やすえ訳、小沢良吉絵、1982年、ひさかたチャイルド)
  • 『うそつきウサギ』(松谷さやか訳、エウゲーニー・ラチョフ絵、2000年、大日本図書)

関連項目

  • ソビエト連邦の国歌

脚注

外部リンク

  • ロシアの新国歌 - ウェイバックマシン(2005年3月6日アーカイブ分)

セルゲイ・ヴォルコフ

【ロシアの絵本】セルゲイ・ミハルコフ/エウゲーニ・M・ラチョフ「басни」1972年

セルゲイ・ミハルコフ/アントニー・ボラチンスキー「やぎさんなかないで」1986年

セルゲイ・ミハルコフ/アントニー・ボラチンスキー「やぎさんなかないで」1986年

【ロシアの絵本】セルゲイ・ミハルコフ/アミナダブ・カネフスキー「ОБЛАКА」1964年 Сергей Михалков