新治村(にいはりむら)は、かつて茨城県南部にあった村である。
地理
- 東京から60km
- 土浦市、つくば市、かすみがうら市、石岡市と隣接
歴史
- 1889年4月1日 - 町村制が施行され新治郡藤沢村、斗利出村、筑波郡山ノ荘村設置
- 藤沢村 ← 藤沢村,大畑村,上坂田村,下坂田村,虫掛村
- 斗利出村 ← 高岡村,田土部村,田宮村,沢辺村,藤沢新田
- 山ノ荘村 ← 大志戸村,小高村,小野村,東城寺村,永井村,本郷村
- 1896年3月29日 - 筑波郡山ノ荘村、新治郡へ編入
- 1938年6月1日 - 藤沢村の一部(大字虫掛)が土浦町(現土浦市)へ編入
- 1955年7月27日 - 藤沢村、斗利出村、山ノ荘村が対等合併、新治村となる。
- 2006年2月20日 - 土浦市へ編入。
これ以前に、同名の(旧)新治村が、1954年3月20日に合併して千代田村(町制施行して千代田町、現かすみがうら市)となるまで存在した。
産業
農業
- みかんの栽培の北限、りんご栽培の南限である筑波山麓の南に位置し、ナシ、ブドウ、クリ、カキが特産である。
工業
- 村の南部に東筑波新治工業団地がある。
商業
- 村の南部に新治ショッピングセンター「さん・あぴお」がある。(核テナント:エコス)
観光
- 朝日峠:スカイスポーツ(ハンググライダー・パラグライダー)が盛ん。
- 竜ヶ峰の桜並木:約700本。
- 向上庵のしだれ桜:天然記念物、樹齢約300年・高さ10m。(2011年9月に台風被害で折損)
- 鷲神社のからかさ万灯:無形民俗文化財(毎年8月15日)
- 日枝神社の流鏑馬まつり:日本三大山王流鏑馬(毎年4月第1日曜日)
- 大果樹園群:茨城県道199号小野土浦線沿いに集中しており、別名フルーツラインと呼ばれる。
村政
- 村長:完賀浩光
- ゴミ回収では徹底した分別を行っており、回収は色別の籠を使っている。
合併
土浦市との合同合併協議が不調だったため、つくば市との合併を検討していたが、合併特例法期限内の合併は難しかったため、再度土浦市との合併協議会を設置し協議。2006年2月20日、土浦市に編入された。
地域
教育
- 新治村立
- 新治中学校
- 藤沢小学校
- 山ノ荘小学校
- 斗利出小学校
交通
鉄道
村内を鉄道路線は走っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本常磐線土浦駅。なお、1987年まで筑波鉄道筑波線が走っており、坂田駅、常陸藤沢駅、田土部駅が設置されていた。
道路
高速道路は常磐自動車道土浦北インターチェンジが最寄り。
一般国道
- 国道125号
主要地方道
- 茨城県道53号つくば千代田線
一般県道
- 茨城県道199号小野土浦線
- 茨城県道200号藤沢豊里線
- 茨城県道201号藤沢荒川沖線
- 茨城県道236号筑波公園永井線
関連項目
- 茨城県の廃止市町村一覧
外部リンク
- 新治村ホームページ(2005/12/24アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

![]()
![]()
![]()
![]()