蓮光寺(れんこうじ)は、東京都葛飾区にある真宗大谷派の寺院。
歴史
創建年代は不明である。元々は遠江国城東郡横須賀(現・静岡県掛川市)に位置していたが、三河国碧海郡安祥(現・愛知県安城市)に移転した。
1609年(慶長14年)、広闡庵了賢が江戸神田に移転した。了賢は松平家の家臣本多忠豊の養子で、俗名は「本多忠春」であった。後に本願寺法主教如の弟子となった人物である。
1657年(明暦3年)の明暦の大火後、江戸町内を転々とし、最終的に下谷の本願寺添地(現・東京都台東区東上野)に落ち着いた。
1923年(大正12年)の関東大震災で伽藍を焼失し、1927年(昭和2年)に現在地に移転した。
境内には松の木が植えられていることから、別名「亀有の松寺」と呼ばれている。
交通アクセス
- 亀有駅より徒歩10分(経路案内)。
脚注
参考文献
- 葛飾区教育委員会社会教育課 編『葛飾区寺院調査報告 下』葛飾区教育委員会、1980年
関連項目
外部リンク
・本多山蓮光寺|亀有の松寺、関東大震災に罹災し昭和2年当地へ移転 猫の足あと




