『ジョンソン』は、2023年10月23日から2024年9月30日までTBS系列で毎週月曜 21:00 - 22:00(JST)に放送されていたバラエティ番組である。
概要
2005年10月から2013年9月まで同局で放送されたバラエティ番組『リンカーン』の後継番組として、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークがメインキャストを務める番組。番組のモットーは「本気の先に笑いがある」。
番組名は第16代アメリカ合衆国大統領・エイブラハム・リンカーンの後継として第17代大統領に就任したアンドリュー・ジョンソンから採られたもので、命名の由来は“リンカーンのDNAを引継ぐ番組”との思いから。
初回は『リンカーン』の人気企画となる「芸人大運動会」を「ジョンソン芸人大運動会」として2時間スペシャルで放送。他にも『リンカーン』で人気を博した企画の復活を始め、テレビでしかできない様々な新企画に挑戦するとされていた。
番組の長期休止と終焉
番組の視聴率は開始当初から低迷を続けていた。更に2024年5月20日以降、前座番組の「CDTVライブ!ライブ!」の拡大や単発特番などにより、7月29日までの2ヶ月以上当番組の放送が途絶える事態となった。これについて総合演出の神尾祐輔は「ちゃんと収録はしてます!」と言及していた。
しかし、休止中の同年6月19日、「局側の期待通りの視聴率を確保することが出来ず、番組開始から僅か1年後の2024年9月に番組終了となる方向」等とする記事が、同日付のスポーツニッポン(スポーツ新聞)に掲載された。この時点では番組の終了について、TBSは公式なアナウンスをしていなかったが、記事の掲載後、番組レギュラーのニューヨークが「ニューヨークのニューラジオ」(YouTube)、芝が「裏表 松原秀とモグライダー芝大輔」(文化放送)で打ち切りの旨に言及した。
そのような中、7月9日にYouTubeチャンネルを開設しショート動画を多数配信。その撮影風景が、7月29日・8月5日に「ジョンソン・イン・ザ・ワールド」と題した2週連続2時間スペシャルで放送されたが、この視聴率も1.6%と低迷した。
その後、2024年9月5日に行われた10月改編の発表会で正式に終了が発表され、2024年9月30日をもって放送終了となった。後番組は中居正広、ヒロミ、東野幸治がMCを務める『THE MC3』。
出演者
レギュラー
濱家がリーダーとされており、企画のタイトルコールなど進行を担当するが 、濱家が企画に挑戦する場合は盛山が代理として進行を担当する場合もある。右の色はイメージカラー。
- かまいたち(山内健司・濱家隆一)■
- 呼び名は山内が「山内さん」「山内(基本、濱家・芝・ナレーションのみ)」、濱家が「濱家さん」「濱家(基本、山内・芝・ナレーションのみ)」。役割は山内がボケ(たまにツッコミ)担当、濱家がツッコミと司会進行(たまにボケ)担当。
- 見取り図(盛山晋太郎・リリー)■
- 呼び名は盛山が「盛山さん」「盛山」、リリーが「リリーさん」「リリー」。役割は盛山がツッコミ(たまにボケや司会進行)担当、リリーがボケ(たまにツッコミ)担当。
- ニューヨーク(嶋佐和也・屋敷裕政)■
- 呼び名は2人とも呼び捨て(それぞれ「嶋佐」「屋敷」)。役割は嶋佐がボケ(たまにツッコミ)担当、屋敷がツッコミ(たまにボケ)担当。
- モグライダー(芝大輔・ともしげ)■
- 呼び名は芝が「芝くん(主にかまいたちやともしげ)」「芝さん」「芝」「バーシー(稀に)」、ともしげが「ともしげさん」「ともしげ」。役割は芝がツッコミ(まれにボケ)担当、ともしげがボケ(たまにツッコミ)担当。
放送リスト
日付はJST。
ネット局
スタッフ
- ナレーター:鈴木賢【毎週】、元吉有希子(元吉→2024年7月29日 - )【週替り】
- 構成:大井洋一、竹村武司 / 大西右人、渡辺佑欣、永井ふわふわ、関野樹、細川拓朗 / 高須光聖
- 考案:大平尚志
- CG:榛葉大介(PDB)
- TM:鈴木昭平(TBSテレビ)
- TP:持田真吾
- TD:中村年正、中里子(週替り)
- CAM:山脇吉記、廣岡達之、鈴木菜奈(週替り)
- VTR:浦里麻也
- AUD/VE:小澤真琴
- VE:安井康喜、木野内洋(週替り)
- 音声:杉山雄飛
- 照明:渋谷康治、髙松優(週替り)
- ロケ技術:SWISH JAPAN、バンエイト、ジェイ・クルー(週替り)
- 機材協力:東京オフラインセンター、ブレイズ
- 車輛:COM、TOP、城南交通(週替り)
- 美術プロデューサー:羽田一成
- 美術デザイナー:勝藤俊則(毎週)、田路健斗、矢澤尚弥、松沢光祐(週替り)
- 美術ディレクター:岩谷孝平、落合竜司(毎週)、加来理咲子、橋本幸歩(週替り)
- 装置:坂本進、井上修二
- 装置操作:佐藤翔太、権田博之(週替り)
- アクリル装飾︰青木剛(週替り)
- メカシステム︰安部和也(週替り)
- 電飾:酒井善弘、住義仁、土肥翔太(週替り)
- 装飾︰儀同博子、安藤豪(週替り)
- 特殊効果:斉藤賢、星野達哉(週替り)
- 特殊装置:勝大輔、黒野堅太郎(週替り)
- バルーン装飾:細田修(週替り)
- 持道具:岩本美徳(週替り)
- 音効:阿部雄太
- 編集:高橋雄人、田口勇馬(週替り)
- MA:吉田桃花、横田良孝(週替り)
- メイク:酒井さとみ、伊駒舞、山本詩子(週替り)
- 衣装:杉崎康夫
- TK:伊藤佳加、五味真琴
- CG・イラスト:グレートインターナショナル
- 宣伝:白井可奈子・萩野谷剛(共にTBSテレビ)
- 制作進行:上岡恵莉華
- 編成:野村和矢・後藤大希(共にTBSテレビ)
- 配信:塩川篤史(TBSテレビ)
- デスク:松崎由美(シオプロ)
- 協力:全力カンパニー、SSSystem、EAST、Gothic、ROFL、ゲンカイエンターテインメント(毎週)、PASSION(PAS→2023年11月13日 - )(週替り)
- AD:田中健志郎、本田稔、尾木涼史(毎週)、田中楓果、横田貴明、杉本果穂、鶴巻浩介、村田諒、下地和夏、千原(葉)茉莉、森山太一、須賀千尋、保谷涼真、伊藤詩歩、武内大空、曽根颯太、岸本祐佳、本田芽里那、竹田明花、横井貴明、宮田勇輝、三輪果子、八木洋平、田畑紗耶香、近藤純也、渡辺幸穂、髙橋恭依、河井朱里、北川聖菜、岡田沙絵、五十嵐星花、井上雅大、綱島隼斗、桐島聖奈、野田理紗子、明賀花音、星出真里、大川紗帆、森本貴大、坂本遊、鈴木舞、竹本絵美、竹田明花、山田乃愛、嶋田菜々穂、大島万葉、荒木里緒、古沢瞭和、半田莉菜、齋藤萌香、岸本祐佳、宮田勇輝、石井柊、山口莉那、三國理子(週替り)
- AP:佐藤恵里、海藤春菜(毎週)、竹井晶子、庄子伸正、柳田久瑠実、長崎麻衣、澤村千鶴、今野舞紀、藤村理乃、福田真琴(週替り)、中川天・角田英次郎・加藤稚菜(共に吉本興業、毎週)
- ディレクター:久野公嗣、加用裕紀、柳信也、山﨑純(毎週) / 川戸涼平、藤原祥子、狩野紀明、永井雄一、柴田大輔、中須賀美理、中根拓也、久世恵太、菊地由晃、佐久本貴史、後藤玄希、村中良輔、小松隼人、唐澤景一、本田哲也、野口眞嗣、松﨑秀峰、上野海卯、小林悦子、吉川司、大井田遼太(週替り)
- プロデューサー:高柳健人・浜田諒介(共にTBSテレビ、浜田→以前は総合演出)、神夏磯秀(吉本興業) / 福島伸浩・樋江井彰敏(共にTBSテレビ)、鈴木一慶(吉本興業)(毎週)、香川かおり(オフィスながも)、鈴木仁美(ディ・コンプレックス)、山ノ内禎枝(カスタム)、清水ヒロシ、池田成男・小林靖子(SSSystem)、下田亮太(スクイズ)、林田直子(ガスコイン・カンパニー)、新貝元章(ゲンカイエンターテインメント)、福岡隆幸(ROFL)、興石将大・村田聡子(PASSION)(週替り)
- 総合演出:神尾祐輔(TBSテレビ、2024年3月11日 - 、以前は演出)
- 制作プロデューサー:坂本義幸(TBSテレビ)
- 制作協力:吉本興業
- 制作:TBSテレビコンテンツ制作局バラエティ制作三部
- 製作著作:TBS
過去のスタッフ
- TM:森和哉(TBSテレビ)
- PM:寺尾昭彦
- AP:山崎遥加
トラブル
- 2023年10月23日放送 - 初回2時間SP『芸人大運動会2023』
- 太田博久(ジャングルポケット)が人を持ち上げることでその体重を当てる「人間体重計」というネタを披露した。このとき、はる(エルフ)を抱き抱え、大きく体ごと上下させて、下腹部にあてる行為が性的な行為を連想させると問題視された。これを受けて、BPOの公式サイトに議論の内容が公開された。
- その後、同回に出演していた野田クリスタル(マヂカルラブリー)は自身のYouTubeでの生配信で、太田の行動に対し冗談を交えながらも擁護する発言を展開した。
- 2024年2月26日放送 - 『豪邸トレジャーハンター』
- 2024年2月29日、同回に出演した豪邸の持ち主が同月13日に逮捕されていたことが判明した。これを受けて、TVerやU-NEXTなどでは同回の配信が停止された。
脚注
外部リンク
- 公式サイト
- TBS 月曜よる9時『ジョンソン』 (@johnson_tbs) - X(旧Twitter)
- ジョンソン (@johnson_tbs) - Instagram
- ジョンソン - YouTubeチャンネル
- ジョンソン (@johnson_tbs) - TikTok




