ダノンチェイサー(欧字名:Danon Chaser、2016年2月6日 - )は、日本の競走馬。2019年のきさらぎ賞の勝ち馬である。

馬名の意味は、冠名+追撃者。追撃者として活躍することを願って。

戦績

デビュー前

父はディープインパクト、母はアイリッシュ1000ギニー、ガーデンシティステークスとGI2勝のサミターである。サミターはアメリカ合衆国で現役引退したところをノーザンファームによって買い取られ、日本で繁殖牝馬となった。その2番仔がこのダノンチェイサーである。

2017年のセレクトセール1歳馬市場にて、ダノックスの名義で知られる野田順弘に2億5000万円(税抜)という高値で落札され、栗東の池江泰寿厩舎に入厩した。

2歳(2018年)

2018年7月8日の2歳新馬戦でデビューし、川田将雅を鞍上に1番人気に推されるも4着に敗れる。約1ヶ月半後の未勝利戦をブレントン・アヴドゥラ騎乗で勝ち上がる。休養を挟んで11月にきんもくせい特別(500万下)に津村明秀騎乗で出走し、2歳コースレコード決着にハナ差の2着となる。翌月のこうやまき賞(500万下)にも津村とのコンビで出走し、2勝目を挙げる。

3歳(2019年)

2019年は初戦にきさらぎ賞を選択し、新馬戦以来となる川田とのコンビで出走。レース前には雨が降り力の要る馬場となったが、直線で逃げたランスオブプラーナを捉えて抜け出し、追い込んできた2着タガノディアマンテに2馬身差をつけ快勝した。しかし、春の大目標であったNHKマイルカップでは、初めての多頭数での競馬の中でグランアレグリアの斜行を受ける不利もあり4着(5位入線)に終わった。その後はアブドゥラとの再コンビで東京優駿(日本ダービー)出走に向けて調整されていたが、調教中に左寛跛行が見られ、長期間の休養に入った。

4歳(2020年)

夏の米子ステークスで約1年ぶりに復帰したが、1番人気を裏切り6着に敗れた。その後、小倉日経オープンと信越ステークスでは共に3着と好走。11月15日のオーロカップでは9着に終わり、4歳シーズンを未勝利で終える。

5歳(2021年)

3月14日、5歳初戦としてリステッド競走の東風ステークスに出走。5番人気に推されたが、9着に敗れた。その後は二桁着順が続いていたが、初のスプリント戦となった12月5日のラピスラズリステークスではエーポスの3着に入った。

6歳(2022年)~7歳(2023年)

6歳初戦となった2022年1月15日のカーバンクルステークス(OP)に出走し、13着に敗れる。その後のレースでも二桁着順と精彩を欠き、2023年1月7日のニューイヤーステークス10着が最後のレースとなった。同年1月19日付けで競走馬登録を抹消、滋賀県甲賀市の吉澤ステーブルWESTで乗馬となる予定。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく。

血統表


脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ

【日本の自動車年鑑】 第94回 「チェイサーシリーズ」(1980年) LAWRENCE Motorcycle x Cars + α

きさらぎ賞|ひーさま|note

ヒロシ「ダノンチェイサーはGⅠで勝ち負け出来るレベルじゃない」 ケイバペディア

チェイサー

駿河屋 12[レギュラーカード]:ダノンチェイサー(スポーツ)