男川村(おとがわむら)は、かつて愛知県額田郡にあった村である。
現在の岡崎市の一部に該当し、乙川右岸の村であった。
沿革
- 1748年(寛延元年) - 大岡忠相により西大平藩が開設され、三河国額田郡西大平村に陣屋が設置される。
- 江戸時代末期、この地域は西大平藩領、岡崎藩領、吉田藩領、寺社領、旗本領などであった。
- 1878年(明治11年) -
- 大平村と西大平村が合併し、大平村となる。
- 丸山村と丸平新田が合併し、丸山村となる。
- 1881年(明治14年) - 官営愛知紡績所が大平村に開設される。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 大平村、丸山村、小美村、高隆寺村、洞村、欠村が合併し、男川村となる。
- 1902年(明治35年)9月23日 - 男川村の一部(旧・欠村)が岡崎町に編入される。
- 1928年(昭和3年)9月1日 - 岡崎市に編入される。
学校
- 男川尋常高等小学校(現・岡崎市立男川小学校)
交通機関
- 愛知電気鉄道豊橋線(現・名古屋鉄道名古屋本線)
- 男川駅
神社・寺院
- 宗徳寺
- 高隆寺
史跡
- 西大平陣屋址
- 大平一里塚 (東海道一里塚)
- 神明宮古墳
- 小美城址
脚注
関連項目
- 愛知県の廃止市町村一覧




